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熊本 大津町 地価33.2%上昇!!

2024年3月27日の日本経済新聞のトップに地価上昇の記事が書かれてました。全国で地価が上がりました。都心の土地が上がるのは、よく聞く話ですが、今年は熊本 大津町など地方の土地も上がったところがありました。私は、日立製作所時代に熊本に7年間住んでました。ソニーの工場は、私が熊本に勤務していた時にきました。熊本は水が豊富で広い土地もある。半導体を作るにはよい環境だと思います。ただ、企業がその土地に来るのには広い土地があるだけが理由ではありません。企業で働く従業員の家族が安心して過ごせる街があるのかが、重要な要素になります。例えば、治安がよい、教育環境が整っている、ショッピングセンターが近くにある、県外や国外の人たちをその土地の住民たちが受け入れられる許容力を持っている。他文化を理解できる住民が多いというのもあると思います。
大津町は、台湾のTSMCの工場が近くにあり、農地だった土地にマンションが続々と建っている状況です。熊本発展のためには良いと思いますが、私はこれからが勝負だと思ってます。半導体工場が来て、その関連会社が来て、熊本は盛り上がってます。できれば、九州全体で盛り上がり、その勢いをアジアに広げていければと思ってます。今から継続的に発展していくサスティナブルな世界を考えていかないといけません。台湾の方々も大勢いらっしゃると思います。彼らと交流を重ね、新たな文化を創り出せれば、面白いですね。
半導体工場はエネルギーと水をたくさん使います。停電や断水になったら大変な損害です。停電や断水にならない仕組みを地域全体で考え、防災や防衛にも強い街づくりをしていく必要があると思ってます。
あとは、教育ですね。子供の教育は大切ですが、大人も勉強しないといけません。私は、高校生の時にオーストラリアのアデレードに1年間、ホームステイでお世話になりました。日本人同士でも難しいコミュニケーションをオーストラリアの方々とするのはもっと大変でした。私は、帰国してから、民族の歴史について勉強をするようになりました。台湾や他の国の方々と付き合うには、彼らの歴史を勉強する必要があります。それぞれが自分の国にプライドを持っていると思います。語学も大事ですが、歴史がもっと大事だと思います。
皆さん、持続可能社会を考えましょう。