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コラム

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7月から新紙幣登場!!

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 7月からいよいよ、日本の紙幣に「日本資本主義の父 渋沢栄一翁」が登場します。駅の券売機や銀行のATMは、対応済みの様ですね。問題は、自販機を含めた小売業者の対応です。対応に2~3年かかる話も出ています。私が思うに、これを機に日本では、キャッシュレス化が進むのでは??と思ってます。私も日立製作所でATMを銀行に販売していた時期がありました。新紙幣対応用の機器の購入は、銀行としても経費が係る話です。また、通信機器、回線費用もかかります。防犯カメラを設置して、センターから監視する必要があります。銀行は犯罪を防ぐ手立てをしないといけません。ATMは、あると便利ですが、意外に経費がかかるので、どこかのタイミングで廃止する銀行がでてきてもおかしくありません。ネット銀行は、コンビニのATMをつかうので、使用料をコンビニに払う以外は必要ないです。10数年後には、ATM設置してある場所は、コンビニ以外になくなっていることも考えられます。その場合、現金を引き出す場所が少なくなるので、キャッシュレス化がますます進むのでは??と思ってます。ATMを作るメーカーも生き残るのが大変だと思います。
 先日、中国の大連に行ってきました。中国では、現金が使えないのにビックリしました。彼らは、キャッシュレスが当たり前になってます。日本から中国に行った私としては、日本同様にキャッシュレスか現金かを選べるものと思ってました。甘かったです。キャッシュレスの1択でした。現金がつかえないのでコーヒーを一杯買うのに苦労しました。ウィーチャットかアリペイに加入しないと中国では買い物ができません。中国に行く前には、VISAカードがあれば大丈夫と聞いてましたが、全然大丈夫ではありませんでした。別に中国を批判しているわけではなく、我々日本も遅かれ早かれ、キャッシュレスの時代がきます。普段のビジネスでも、キャッシュレスを利用する対応を前提に考えておかないと、いつのまにかビジネスの世界で置き去りにされていってしまう危険性がでてきました。
 このキャッシュレスの動きは、楽天が楽天ペイや楽天エディ、楽天カードなどを統合やTポイントがVポイントに統合されたのもこの動きを見据えての対応だと思います。今が、過渡期ですね。そういえば、最近JREポイントに入っているのかと熱心に聞いてきます。昔のJR東日本の対応を知っている者としては、驚きの変貌です。
 上記の通り、キャッシュレス化が進むと、気になるのがネットワークとデータセンターの電気です。特にネットワークは、通信速度が遅いとユーザは、使わなくなります。そのため、ますます、拠点では、通信環境の整備、停電択策がますます大事になります。キャッシュレスの場合、いつでもスマホに充電できる体制も必要です。BCP対応も必要ですね。また、キャッシュレス世界の中国で、何が流行っているのかを調べておく必要があります。
 これから暑くなり、7月26日にはパリオリンピックが開幕します。家やカフェでクーラーにあたりながらパリオリンピックの競技を見ることが多くなると思います。キャッシュレス化やChatGPTなどデータセンターの利用が当たり前になってきました。7月26日以降は、電気の使用量と通信回線の仕様が大幅にアップすることが予想されます。エネルギー問題がすぐそこに控えてます。今こそ、各社、各自で対応策を考えましょう。

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