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コラム

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世界の動き(イギリス政権交代、フランス左派連合議会多数派など)!!

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  各国で政治不信が起こり、政権交代や現政権を危うくする動きが起こってます。日本も昨日、東京都知事選がありました。現職の小池知事が勝ちましたが、多くの若者は次点の石丸さんに投票してますね。現状を変えたい現れかもしれません。イギリスに関しては、EU離脱で経済がうまくいかず、イギリス国民としては、変革を必要としていた感じです。イギリスという国は面白いですね。EUに加盟していれば、EUの恩恵を一番受けれたのに、あえて離脱し、イバラの道を突き進みました。その間、TPP加盟申請などアジアに目を向けて、かつての大英帝国を彷彿させる動きをしてます。かつては、日立グループをはじめ、EU進出の足掛かりに英語が話せるイギリスに工場を作ろうという会社が多かったと思います。EUを離脱して、EU域内の特典を受けれなくなった会社は、域内に移転かイギリスの工場を縮小をしているところがおおいと思います。また、世界の金融センターは、ロンドンではなく、EU域内に移っている状況です。現在のイギリスは、故サッチャー首相が築いた財産を消費している感じです。
 フランスは、右派連合が第一党になる勢いでした。結局、三番目の政党になりましたが、ヒヤッとする一瞬でした。右派は何故、ウクライナ支援に消極的なのでしょうか。自国第一主義なのでしょうか。世界の国々は、持ちつもたれつの動きで関係しあって、自国だけが生き残ることは不可能です。
 私が在籍した日立グループには、ウクライナ人が多数在籍しているグローバルロジック社があります。非常に優秀なSEが多く在籍している会社で、日立グループで工場のDXを推進しています。ウクライナはバルト3国のエストニア同様にIT人材が豊富な国です。このIT人材を活用して、ウクライナを復活させることができると思ってます。日本は地雷除去の支援や新幹線の敷設をする計画を立てているそうです。ウクライナの復興を新技術を使って実施すれば、技術革新にも寄与できると思ってます。それこそ、ロボットが生活を支援する社会ができるのではと思ってます。ウクライナでは、自動運転は当たり前になる可能性があります。破壊された街を持続可能なインテリジェントシティに作り直さないといけません。食料も以前にも増して生産しないといけません。最早、ITを駆使する街、農業を実践していくしかありません。
 6月28日の日経新聞に「エビ養殖池 汚泥で発電」というタイトルの記事を読みました。エビの養殖池は、ある期間が経つと、汚れるので、水質保全も考えてきれいにしないといけません。また、エビはデリケートな生き物で、あまり汚れていると死んでしまいます。空調制御システム開発の裕幸計装、九州大学、工学院大学、インターネットイニシアティブの4社が連携し、ベトナムで7月24日から現地企業と事業化に向けて模索するとのことです。仕組は簡単です。養殖池の底に溜まった汚泥を回収して、別の容器に入れ、レモングラスの抽出かすと混ぜてバイオガスを発生させる。このバイオガスを使って発電する電力は、養殖池の水中に酸素を送り込むための装置などに利用するとのことです。これにより、養殖池1000立法メートル当たり、年40トンの二酸化炭素の削減につながるとのことです。その他、インターネットイニシアティブは、IOTを使って、池の温度や酸素濃度のデータを自動で収集して、スマートフォンなどで確認出来るシステムを提案する。具体的には水温が基準値を超えたら警告音を発する仕組みなどを作ります。水質管理能力が向上することでエビの生存率を85%と一般的な水準よりも高めにし、養殖事業の収益改善につなげたい考えとのこと。
 上記の技術が完成したら、是非、ウクライナにも似たような技術を持ち込みたいですね。今こそ、すべての人が幸福感を感じる世の中にしないといけないです。皆さん暑い日が続きますが、笑顔で仕事をしましょう。

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