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コラム

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南海トラフ地震について!!

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 2024年8月8日(木)に日向灘を震源とする地震が発生しました。この地震は南海トラフ地震の想定震源域で起きた為、静岡から宮崎までの南海トラフ地震が起きる日が近いのでは??との予測がでています。2024年8月9日(金)に神奈川西部で起きた震度5の地震が、南海トラフ地震と関係があるのでは??とも言われてます。私の住まいが横浜にあるので、10秒ぐらいでしたがドンっと揺れて、ビックリしました。神奈川の震源地は、南海トラフ想定震源域外のため、関係ないとの話ですが、地続きのため、本当かな??と首を傾げたくなります。
そもそも、地震対策をしている自治体がどれだけあるのか??予算不足、人不足を理由に対策が出来ていないという自治体がまだ多い感じがします。企業も地震をはじめとする災害対策をしないといけません。BCPと言われた、事業継続計画ができているのか??を企業に問わなければいけません。これが出来ていないと、製品の安定供給に支障がでるため、BCPを会社の方針に含めていない企業は致命的な弱さを抱えることになります。
 南海トラフ地震が発生した場合、帰宅困難者が90万人発生すると言われてます。自治体や企業は食料や水、毛布の備蓄、退避所の設置などが考えられます。私も日立にいた時に、安否確認システムを携帯電話にインストールしてましたが、誰がどこにいて、何をしているのかを把握する必要があります。交通機関がどう動くのかも情報が必要です。休憩所やトイレの開放も大事になると思ってます。こう考えると、情報網を一元管理するシステムが欲しいですね。福井県では、LINEで住民が避難所に来たかどうかを確認できるシステムを作ったみたいです。私も似たようなシステムを考えてました。
カメラを沢山設置すると監視社会と言われてしまい、反発する方々が多数いらっしゃるとは思いますが、やはり街には、それなりの数のカメラがほしいところです。街の状況を見て、住民の携帯電話の位置情報をその状況のマップに落とし込み、近くの避難所の誘導や食料、水、トイレをどれだけ必要とするのかをいち早く、判断し、行動に移すことが大事だと思います。自治体の長の判断が必要なので、普段から、自治体と企業、住民との情報共有が大事になると思います。避難所には、精神的な助けにもなるので、ペットをつれていける環境があると良いです。長期間の避難になる場合、ペットを飼っていない人もペットのお陰で、精神的に癒されるかもしれません。トイレの待機情報も大事になると思います。これもトイレの入り口にカメラの設置が必要です。観光地でもトイレが混雑して困っている方々が多数います。これも近くのトイレの混雑状況をスマートフォンで調べられれば、どれだけストレスが無くなることかと思います。また、体の不自由な人や認知症の方についても考える必要があります。
 地震等の災害後に、建物が無事であることが前提ですが、電気や水の継続的な供給を考える必要があります。雨水の利用や、太陽光発電の利用、蓄電池の活用は、普段から利用しておくのがよいと思います。また、避難所や災害時に対応できるしくみは、普段から考えておきましょう。いざというときに使おうと思っても、うまく使えないと思います。それこそ、経費の無駄と言われたり、住民や会社の方々が利用しなかったりする危険性があります。普段から避難所に該当する施設やしくみを使って、その地域になくてはならない存在にする必要があります。台湾では、シェルターを民間の事業者の方々が準備していますが、普段から使っていないため、黴臭くて、長居できない状況になっている様です。今、台湾が攻められたら、どうしようと、言ってました。普段からシェルターを活用する方策を考えないといけません。
 地震や津波、台風、豪雨が起きても、必ず使える通信網の整備や水や食料を備蓄している施設が必要です、そして、その施設では、雨水や廃棄水の活用、自然エネルギーの活用など災害が起きても影響を受けにくい施設にする必要があります。他にも自動運転ができる道路の整備をしておくと、道路の情報が逐一入る状況になるので、道路の復旧に役立つかもしれません。いつ地震がくるかわかりませんが、対応策をひとつひとつ実施していくことが大事です。私も知恵を絞り、皆様のお役に立てる仕組みをを考えたいと思ってます。

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