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コラム

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自動運転車の状況!!

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 2024年11月14日の日本経済新聞のビジネス欄に「日本バス協会の清水会長」のコメントが掲載されてました。内容は、バスの運転手が足りていない。解決の切り札は、海外に後れを取っている自動運転バスを活用するとのこと。国家プロジェクトとして支援を進め、予算を桁違いに増やしてほしい」との話でした。石破政権は、地方を守る、地方を活性化すると言ってますが、いきなり正念場が来ている感じです。地方はバスの減便や電車の路線の廃止など移動手段が無くなりつつあります。高齢の方は、車の運転ができないので、日々の買い物にも苦労していているのが現状です。
 ここで、日本バス協会の清水会長が指摘している「海外に後れを取っている自動運転」について、先日、ロスアンゼルスに住んでいる知り合いが自動運転タクシーについて、話しをしてくれました。ロスアンゼルスとサンフランシスコでは、自動運転タクシーとして、無人タクシーが既に営業しているとのことです。実際に知り合いは、サンフランシスコで自動運転タクシーに乗ったとのことです。時速35キロメートルでのノロノロ走行で走っているので、急いでいる人には向いていないとのことです。ただ、確実に目的地に運んでくれるので非常にありがたく、安全性を考えると女性が受け入れやすい仕組みだとのことです。夜に運転手と2人きりになるタクシーは怖いとのことです。また、アメリカでは、運転手にもチップを払わなければいけないので、無人の場合、チップを払う必要がないので、素直にうれしいとのことでした。チップはかかった金額の15%から20%が相場の様です。
 アメリカの自動運転タクシーの最新状況を調べると、グーグル系のWaymoという会社が既に2018年から商業ベースの自動運転を実施しているとのことです。やり方は、ウーバーの様にスマホにアプリをダウンロードして、行き先と乗車するときに屋根に点灯するイニシャルを入力します。時間と乗り場所をシステムで指定してくるので、その場所に行って待ちます。自動運転は、Waymoが先行してますがCruseやMotionalなども事業を展開してます。上記のことを考えると、日本は確かに遅れてます。法整備が間に合わないだけでなく、実証実権が出来ていない分、ノウハウが溜まらず、技術も遅れていると思います。日本には、移動に困っている国民が多数存在します。地方だけでなく、大都市でもタクシー待ちで行列ができている光景を見かけます。私もたまに駅から家までタクシーを使いますが、つかまえるのに、一苦労で、結局、家まで歩く場合がここ最近続いてます。
 最初は、人通りの少ない地方でタクシーとバスの自動運転をはじめ、慣れてきたら、大都市でビジネスとして運用をするのが良いと思います。事故をしたときは、Waymoの様な運用会社が保険に入っているので、乗車している人は関係なく、自動運転の会社が対応します。
 日本の場合は、特区を作って実施するのが良いと思います。以前、竹中平蔵さんが世界に遅れないように、自動運転の特区を作って、ノウハウを貯めろと言っていたのを思い出しました。先見の明がありますね。
 あとは動くだけです。地方を活性化させるためにも、特区を作って、無人の自動運転を普及させていきましょう。地方を盛り上げたいですね。

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